
| 庭のある家ならどこでも必ずと言っていいほど見かけるのが、 バラの一株や二株 春にはこぼれんばかりの花が咲き誇り、甘い香りで道行く人を誘います。 でも初夏の頃になると、葉には黒い点々が付き、あるいはうどん粉を まぶしたように縮れ花は枝の先のほうで申し訳程度に 咲いている…等という経験はありませんか? 「そんなことは無い!」とおっしゃる方には、このページは必要ありません。 そうでない方はこれからの1年間、私と一緒にバラを育ててみませんか? 勿論これがすべてではありません。他にもっと良い方法を ご存知の方も多数いらっしゃると思いますが、 とりあえず花が咲いているので、ご参考までに・・ 関連写真は、アルバム と 花たちから、 ご質問などございましたら、掲示板に書き込んでください。 |
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※これらの管理は私の庭に植えてある大、中輪バラの管理です。 場所は岐阜県美濃地方 冬は比較的暖かく、一冬に数回20〜30cmの雪が積もる。 夏は【名に、しおう岐阜の暑さ】と言うほどに、 高温多湿で、38度39度と言う日はざらにあります。 |
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去年はは雪が降らなかったので、葉が生い茂りいくつかのつぼみもあって、 色の付いたものを切り取って、暖かい部屋へ飾ってやると、 きれいに咲いたものだが、さすがに過日の大雪で、 枝は折れ、蕾はすっかり傷んで見る影も無い。 少し早いような気もするが、ポカポカと暖かいので剪定をしよう。 |
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| ※バラのとげは鋭くて触ると痛いので、厚手の軍手と、剪定ばさみと、 古い枝を切るための、のこぎりを準備した。 @まず細くて役に立たない枝(直径5mm以下)や、枯れた枝は全部切り捨てる。 A3年以上たって古くて表皮の色が変わり、よい枝の出なくなったものは 根元から切る (幹が太くて硬いので、のこぎりを使うと簡単)。 B硬い枝を切るときは、必ず芽の上を3〜5mm残して斜めに切ること。 Cハチの被害にあって髄(枝の芯)に、丸い茶色い穴のあいたものも 健全なところまで切り戻す。 D2年以上たった枝を切るときは、前年の春一番先にのびた枝の、丸く充実した芽の 上で切る。 この場合、内側の芽では枝が混みあって通風が悪く、枝を傷つけあったり 病気の原因にもなるので、外側をむいた芽を選びましょう。 (ちなみに私は今回、剪定の時期が早すぎて、良い芽を見分けるのに苦労した・・・(^_^;)) E一年目の枝(昨年出たシュートは株元から20〜30cmのところで切る。 切り過ぎかなと思うくらいがちょうど良くて、心配しなくても花は咲きます。 むしろ浅く剪定すると、あとでのび過ぎて困る場合があります。 F1年目・2年目・3年目の枝は、表皮の色が変わるので、すぐに区別できます。 基本的には必ず昨年出た枝の、充実した芽の上で剪定することです。 G落ちた葉や枝は丁寧に拾い集めて、焼き捨てます。 枝はそのままにしておくと怪我の元です。葉の方は、この葉に病菌が付いて越冬し、 春からの病気の原因になるので、必ず拾って処分します。 ※(剪定の時期は、その年の気候や地方によって異なるが、大体12月下旬から、 遅くても2月の下旬までには済ませたい) |
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←剪定のすんだバラ かれこれ15年くらいの大株 |
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←こちらも剪定済み 同じ15年でも一度枯れかけて、一昨年 強剪定で株の更新を図り、回復した |
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バラの芽 もう少し大きくなると 見分けやすくなる。 |
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★ 02’ 1/14日 消毒 ★ |
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| 剪定の終わった後に消毒をする。 まだ芽が動いていない時期なので、強い薬を使っても薬害の心配がありません。 ★石灰硫黄合剤を黒点病や、うどん粉病の予防のために散布します。 希釈倍数は、薬効に書いてありますが、私は黒点病の予防に、7倍に薄めて使用します。 【1リットルの水に薬液140ccの割合】だと、普通の消毒器では濃度が濃すぎて散布しづらい ので、 専用のものを使うか、20〜40倍くらいまでなら、何とか効果が期待できます。 ※薬剤散布は今が適期です。 思い立ったら、早速散布しましょう。 ちなみに、2月上旬までに後2回(合計3回)の散布を予定しています。 ※12月に元肥を与えていない方は、早速与えてください。 肥料といっても油粕の単用では、葉ばかり茂って良い花が咲きません。 窒素、リン酸、カリの割合が、5・10・5の緩効性肥料が良いでしょう。 株元から少し離して、2〜3ヵ所にそれぞれ一握りづつ置きます。 |
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| ★ 02’ 2/02日 消毒 ★ | ||||||||||||
※石灰硫黄合剤を7倍に薄めて、2度目の散布をする。 枝の1本1本に満遍なく吹き付けるように、散布していく。 残った薬は敷き藁やバラの株元にも、散布した。 後一回散布するとして、中旬に持ち越しそうな気配。 |
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| ★02' 2/14日 消毒★ 3度目の石灰硫黄合剤の散布がやっと終わった。 今年はわりに暖かい冬だと思うが、バラの芽はそれほど膨らんでいない。 冬の時期にやらなければならない作業は一応完了した。 春からの芽吹きが楽しみだ。 |
| 春からの管理 ★02’3/4日 芽つみ★ 連日の春の陽気(最高気温16〜17度)に 誘われて、バラの芽がいっせいに大きく なった。 花の咲く芽は丸々と太って良い芽に育ちます。 が、見るからに貧弱で細い芽は、花が咲きそうも ないので、手で欠き取ります。 又、同じ場所から2つ3つ出ているものも、 中央あるいは良いほうの芽を残して、 一つにする。これをやらないと、 葉ばかり茂って風通しが悪く、病気の原因に なるだけでなく養分が分散して、 良い花が咲かなくなるので、必ずやっておこう。 |
次々と芽が動いてくると、混み合っているところや、順調に伸びずに 葉だけが展開する芽などは、ハサミやナイフで切り取ります。 又、芽が出てくると、つい肥料を与えたくなりますが、 元肥が十分に入れてあるものは必要ありません。 そうでない物は、ハイポネックスなどの液肥を、1000倍に薄めて与えます。 ★ 02’3/24 オルトランG散布★ 日ごとに暖かさが増してくると、葉にアブラムシが見え始めるので、 株元にオルトランGをぱらぱらと撒いておく。 |
![]() 大輪→横の小さい蕾を取り除く 中輪房咲き→真ん中の大きい蕾を 取り除く |
★ 02’4/7日 摘蕾 ★ ◎バラをバラとして咲かせるために、この作業は 必ず行ってください。 順調に葉が伸びてきた枝には、頂点に蕾が 見えるようになります。 中・小輪の房咲きのものは、真ん中の蕾を 取り除きます。 こうすれば、脇の蕾が揃って同じ大きさで 伸びてきます。 大・中輪のものは逆に、真ん中の蕾だけを 残して、脇のものは、全て欠き取ります。 また房咲きの物も、残した蕾が伸びてくると 脇に小さい蕾が見えてくるので、それらは 全て欠き取ります。 スプレーバラはこうして作られます。 ただし大輪系のものでも枝が大きくて、春の 一番花の花姿が乱れると感じているなら、 中輪房咲きの要領で、蕾を欠き取って下さい。 こちらは、丈は少し短くなりますが、 4〜5本のバラの切花が採花できます。 |
★ 2002’4/9日 消毒 ★ 近年無農薬と言うことが盛んに叫ばれていますが、バラは消毒をしないで、育てることは 無理です。 また病気になってからそれを治すのはとても大変なことなので、 病気になる前の予防が特に大切な作業になります。 スミチオン(殺虫剤)・ダコニール(黒点病・うどん粉病の予防薬) ケルセン(ハダニ予防薬)HB101の1000倍腋に展着剤を混ぜて散布。 薬は葉の裏側から吸収するので、万遍なく吹き付けるように散布します。 薬は濃過ぎる物を使えば効果があるというものではなく、 かえって薬害を招く恐れがあるので、既定の倍数に薄めて使用します。 また直射日光や風が強く当たらない、早朝の涼しい時か、夕方を選んで散布します。 雨は、消毒後6時間以上降らなければ効果があります。 ★アブラムシ(ウンカ)が蕾にビッシリついているのを発見。 また黒い小さい虫(バラ茎蜂)が新芽や蕾を浸食して、中にはせっかく見えてきた 蕾があえなくしおれて跡形も無い…(;O;) 蕾がなくなったものは、仕方が無いので5枚葉をつけて、枝の真ん中辺りで、 切り取った。 こうしておけばすぐに腋芽が出てきて、それが花芽をつける立派な枝に 成長するので、いつまでもそのままにしておかない事です。 またどんどん蕾が出てきますから、こちらも蕾の整理を 怠らないようにしましょう。 |
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| ★2002・4/28日 消毒 スミチオン・サプロール(バラ用殺菌剤)ケルセンの混合剤を散布。 殺菌剤やハダニ予防薬は、同じ薬を繰り返し使用すると、耐性ができて効果が なくなるので、その都度変えて散布するのが好ましい。 つぼみが膨らんで一つ二つ咲き始めているのものもある。 花にかからないように、注意しながら散布した。 |
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| ★2002・4/29日 バラの植え付け オレンジ色の花つきのバラ『フリューテ』を買ったので、早速植えつけた。 この時期はバラの植え付けの時期ではないのだが、鉢からそっと抜いて、 根鉢を崩さずに植えつけるなら、特に支障はない。 40cm四方の穴を掘って、底の方には、有機質肥料と腐葉土を混ぜ合わせたもの をバケツ一杯入れて土とよく混ぜ合わせ、その上に肥料分のない土をかぶせる。 この土には私は、(根に直接付いても安全な)マグアンプkや元肥育ちを 混ぜて使用しているが… それからほんの少しだけ土をほぐして、根鉢を据え付けてから土をかぶせて、 継ぎ目が見えるくらいの深さに植えつける。 植えた後に株の周りを足で踏みつけて安定させる。 株の周りに溝を掘って水をやりその水が完全に引いたら、上から土をかぶせて、 作業終わりです。 |
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| 2002・5/2日 バラが咲いた(*^-^)ニコ♪ 今までの成果が試される時です。 皆さんのお庭のバラもきっと美しく咲きだしていることでしょう。 私の庭でも咲き始めました。 品種によって、咲く時期がずれるようなので、咲いた順番に紹介していきます。 又庭のあちこちに1本2本と植えてあるので、花壇としての値打ちは 有りませんので、悪しからず…^_^; |
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![]() バラ・・・オレンジ 手前がフリューテ |
剪定と摘蕾の結果の花です。 こちらは枝が、少し横張りの 傾向にあります。 上から撮った写真です。 手前の一番大きく写っている花が、 植えつけたばかりのフリューテ ←画像をポイントしてください。 |
![]() バラ(オレンジ)中輪房咲き |
↑のバラの花姿 こちらはの中心のツボミを 摘み取った花です。 くっついて咲いていますが、 これは品種によるものです。 |
![]() バラ…白(中輪) |
中輪のバラです。 こちらも少し横張りです。 花の名前は個々にあったのですが、 ラベルを紛失しているので、 わかりません。 白いバラは病気に弱くスリップス(虫)が 付いて花弁に茶色いシミをつけますが、 この花は病気に強く、雪白色で とても美しいです。 ←画像をポイントしてください。 |
![]() バラ・・・赤(大輪) |
←画像をポイントしてください。 花が一輪のものもあれば、数本に枝分かれしているものもあります。 ツボミの中心を残したものと、 その逆です。 大輪の場合はスプレー咲きには ならないで、1本の枝が長くなります から、数本の切花が採花できます。 ←画像のポイントを外して下さい。 切花にするなら、このくらいの 状態で、切ります。 (一番奥の花も切れます) |
![]() バラ(赤)↑に同じ |
バラの水揚げ 上の写真のツボミが咲いたものです。 一本の茎から採花しました。 こちらも中心のツボミを止めた ものですが、オレンジのバラと 違って大輪なので、茎も長いです。 バラの棘は鋭くて危険です。 枝を切ったら、まず棘を 取り除きましょう。 大きい棘は鋏で1本ずつ 切り取りますが、それほど大変な 作業ではないので、必ずやって 下さい。 小さい棘は、鋏の柄で擦り取ります。 直射日光で焼けて、黒くなった花弁を 2〜3枚取り除きます。 指でそっと引っ張れば、きれいに 取れます。 |
![]() バラの水揚げ |
そうしてガスの火に、茎を直接当てて バチバチと音がして焦げるくらい 焼きます。 花や葉に火が、当たらないようにして 下さい。 『新聞紙でくるむ』と、園芸誌などには 書いてありますが、私は面倒なので やった事がありません。 すぐ水につけて、そのまま深水して 6時間くらい置きます。 ★バラはどうにも水揚げが悪いと 思っている方は、是非この方法を 試してみてください。 |
![]() バラ(オクラホマ) |
★ 2002・5/9日 オクラホマを購入 バラの鉢植え『オクラホマ』を購入。 『フリューテ』の横に植え付けた。 色は紅紫で、花が完全に開いても 花びらの形が乱れない整形花で、 香りが特に素晴らしい。 |
![]() バラ(濃桃)大輪 |
輝くような濃い桃色のバラ 花びらに深く切れ込みが入ります。 脇のツボミもそれほど付かず、 花数も多くはありません。 植えてある場所の風通しが悪いのも 原因のような気がするので、 晩秋には植え替えの予定。 |
![]() バラ(ピンク)立ち姿 |
去年の春は、芽吹きが悪く 枯死寸前までいった株。 駄目元で強剪定を繰り返し、 秋には花が咲くまでになりました。 今年はこのとおり。 株も元気で花付きもいいです。 十数年前に、知り合いの バラ生産業者の畑から引き抜いて 貰ってきたもの。 |
![]() バラ(ピンク)大輪 |
↑のバラの花姿 透き通るようなピンクと、 少し濃い目の細覆輪がたとえようも ない程の美しさです… 一番のお気に入り。 |
![]() バラのシュート |
シュートの処理 一番花が終わる頃に、根元から太くて 真っ赤な新芽が出てきます。 この新芽が伸びてきたらツボミが 付く前に、先を5cm位で折り取ります。 (35〜40cm位残す) 園芸雑誌に、よってはこのシュートに 咲かせて良いという人も居ますが、 私は咲かせた事は有りません。 花を咲かせることによって 樹形を乱したり、将来の幹となる枝が 充実しないからです。 咲かせるかそうでないかは、 個人の好みでどちらでもいいと 思いますが… 硬い枝なら葉のすぐ上で切りますが、 柔らかい未熟な枝の場合は、 葉のすぐ下で折り取ります。 ←画像をポイントしてね。 |
5月25日…消毒 ランネート・オサダン・ニッソラン・ダコニール・HB101の1000倍液で消毒 |
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| 6月16日…うどん粉病 ランネート・マンネブダイセン・ミラネシン・HB101の1000倍液で消毒 うどん粉病が少し見えてきたので、慌てて消毒。 消毒の前に…被害の酷い蕾や枝は、花としての観賞価値がありませんし、 薬剤の無駄になりますから、切り取って処分します。 バラのうどん粉病には、ミラネシンの1000倍溶液(展着剤必要)を葉の裏から 洗い流すように充分に散布します。 3〜4日置いて3回ぐらい繰り返し散布すると、殆どの場合病気が止まります。 病気で縮れた葉は少し茶色くなって、元どおりのきれいな葉にはなりませんが、 すぐに新しい元気な葉が出てきますから、心配要りません。 ダイセンは、デンドロの黒点病の感染防止のため。 次のページへ(6月の挿し木) |
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