シンビジュームの芽欠き

シンビ芽欠き Tac450さんちの花芽 tacさんちのお花拝見

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芽欠きの済んでいないシンビジューム

私のパソコンの師匠tac450さんに、頂いた写真を加工しました。
彼は『大阪の夏』と言う過酷な条件(ビルのど真ん中にあって、アスファルトの照り返しと
日照時間の少なさ)をクリアして、洋ランその他の気難しやの花達を、次々と咲かせています。


新芽は両脇のバルブに2つずつ(CDとAB)、中央のバルブに1つ(@)付いています。
中央のバルブは1つしかないので、いうまでもなく残します。
両脇のバルブは1つにしますが、いくつかのポイントをあげてみましょう。
↓図参照
シンビジューム・芽欠き図jpgイメージ サイズ120kb

こちらもtac450さん撮影のものを加工

@のバルブは一番良く育って、新葉が出始めています。
この場合は1つしかないので、無条件に残しますがそうでなくても、成績の良い物から
順に残していきます。
CとDでは、すでに@を残してあるので、Dを残すと
秋になって株が生育した時に、バルブが込み合う事が考えられます。
AとBでは、どちらも同じような生育ですが、僅かにAの方が良好。
横から見る(上図参照)と、どちらもバルブが育つスペースは、充分にあるので迷います。
迷った時は大きくなった時を想像して、全体のバランスを考えて
どちらかを残しましょう。
この場合はBとDを欠き取るのが、良いと思われます。

欠き取る時は、新芽の基部を持って、軽く横か手前に引きますが、
新芽の基部を欠き取らないと、又すぐに新芽が伸びてきます。
新芽が残ってしまったら、ドライバーなどで取り除いておきます。
又梅雨の間にも新芽が出てきますから、この作業は新芽が出てくる限り行います。
が、8月下旬になると早咲きのものでは、花芽が見えてくるものがありますから、
新芽と間違って欠いてしまわないように、充分気をつけましょう。
花芽か葉芽かは、ぷっくりしているか、いないかで見分ける事もできますが
自信がなければ、伸びてくるまで待ちましょう。
5cmも伸びてくれば、葉芽は先が細くなり葉が展開してきますから、
はっきりと見分ける事ができます。
花芽の見分け方はこちらから

↓以下の記事はtacさん撮影の写真とは、何の関連もありません。
お間違えのないように<(_ _*)X(*_ _)>ヨロシク

シンビジュームはこの作業を怠ると、葉は茂っても花が咲かない薮作り
なってしまいます。
こうなると株は大きくなって立派に見えますが、養分が分散して昨年と同じ大きさか、
それ以上のバルブを育てる事ができません。
それでなくても、生産者から家庭に受け継がれてきたものは、
環境に馴染むのに時間がかかって、作落ちします。
生産者であれば、1つのバルブに2つの新芽を、立派に育てて花を咲かせていますが、
それは洋ランが好む充分な環境にある事と、特殊な技術によるものと思われます。
シンビジュームは観葉植物ではないので、葉を繁らせる事に意味はありません。
バルブを肥らせ、花が咲いてこそ価値があります。
★充実したバルブには、2〜3ヶの花芽がくる事がよくありますが、
バルブが充実していなければ、葉がどれ程繁ってもいつまで待っても
花は咲きません。


なぜ薮作りになるかと言うと★洋ラン類は、肥料を与えただけでは良い株に育ちません。
日照や水やりは必須条件ですが、花の終わった親株から養分をもらって育ちます。
古くなった株や、バックバルブ(葉の無い茎やバルブ)からも、養分を吸収して
大きくなりますので、みっともないと思っても決して、切り取ってはいけません。
株の状態にもよりますが、2〜3年は残しましょう。

★バラの剪定・ボタンの芽欠き・草花の頂芽を止める事・等々…
植物を育てる上では、無駄を省くという事が何より大切な作業です。

★薮作りになってしまった株を仕立て直すには、2〜3年はかかります。
仕立て直しをする場合には、思い切ってバルブの数を減らして、
5つのバルブに、3ヶ位の新芽を残して育ててみましょう。




Tac450さんちの花芽

今年6月に芽欠きをしたシンビジュームの芽が、こんなに立派なバルブに育ちました。
バルブの根元をはみ出して、花芽が顔を覗かせています。
ビルの建ち並ぶ大阪の夏をどう管理したのか、Tac450さんに聞いてみました。


シンビジューム花芽jpgイメージ144kb

以下は、Tac450さんの管理方法です。

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参考までに我が家の住居環境は5F建てのビル屋上へ自宅を増築してあるため、
花を育てるには劣悪な環境下にあります。 
南側は10F建てのビル2棟があり太陽の位置が高い5月〜9月だけ
比較的日当たりに恵まれております。 

置き場所:

2月〜7月
「コンクリート製」南側の庭。
朝日の射しこみが1〜2時間差す程度で、午後からは明るい日陰状態。

7月〜10月
北側にある物干し台近辺へ移動。
正午前から夕刻まで直射日光が当たりますので遮光ネット
(遮光率60%)下で管理。 
一日一回だけの水遣り。
夏の強烈な日射しに加えコンクリートの照り返しがあるため遮光率が
高いネットの方が良いと判断。

11月〜
西向きの庭へ移動
西日が2〜3時間当たる程度。
日射しも弱そうなので直接西日に当てても葉やけを起こすことはなさそう。

12月〜3月
室内に取り込んで管理

以上のように、花の「日照権」確保のため法廷闘争・・・ちゃう10F建ての
遮蔽物とコンクリートの照り返しと闘っております。(^Q^)/゛


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7月〜10月の遮光率60%には驚きです!\(◎o◎)/!
空気が澄み切って紫外線の透過が強い田園地帯ならぬ、大都市の大阪や東京等では、
殆ど遮光の必要がないと思っていましたから…
やはりその土地で育ててみない事には、分からない事が沢山ありますネ。
Tac450さん、ご協力をありがとうございました。
こうなったら、花が咲いた写真も是非拝見したいところです。





そうして…tacさんちのお花が咲きました(*^^)v
2004年3月31日
シンビジュームjpgイメージサイズ68.5kb↓以下はtacさん原文のままです。



管理状況:

12月中旬??、室内へ取り込み
株が大きいので2月末まで玄関先の
ガラス越しへ置いたまま。

3月に入って居間へ移動させた途端、
開花しました。 
もっとも3月に入り季節外れの高温日
となったことも影響してるかもしれまへんが。






 画像をクリック…写真が大きくなります  
当初は白いだけの「面白くもない」と眺めておりましたけど、
写真に撮って見るとなかなかに美しい。
cafeのメンバーから準素心花やと教えてもらい、ひとつ勉強させて
貰いましたがな。
白無垢の花は毎日眺めてても飽きがこないでんな。
とtacさんはいたくご満悦です\(^▽^)/
画像をクリック
tacさん丹精のお花を他にも見せていただきました。
丸弁黄色の花ビラに赤のリップが美しいjpgイメージ142kb

シンビ
クレッセント
その名の通り、花嫁の角隠しのような純白の花jpg85.6kb

シンビ
ツーバージンズ
これこそが混じりっけなしの純白…まさに素心花jpgイメージ78.5kb
デンドロ
ピュア・エンゼル

弁先とリップが紫の白覆輪花…神秘的ですjpgイメージ171kb

デンドロ
スノーフレーク乙女
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