蘭 と 戯 れ て

妖精gifイメージ1.69KB妖精gifイメージ1.69KB

ふと立ち寄ったコンビニエンスストアーや、書店、公共施設や、病院の待合室にまで、
きれいに咲いたシンビジュームや、胡蝶蘭が置いてあります。

あなたのお家でもきっと、美しく咲いているのではないでしょうか?
「花が終わるまで、見ているだけで良いわ」とおっしゃる方も、
「いいえ、来年もきれいに咲かせてみたい」とお思いの方も、
ちょっと足を止めて、中を覗いていらっしゃいませんか?

★ 園芸日誌 洋ラン NO1 ★

1〜3月の管理

この日誌は私が洋ランを育てるに当たって、試行錯誤の末に
何とか咲かせるまでになった、経験を基に作成しました。
その間にだめにした花たちの悲しみを糧に、今ある花たちは
精一杯の美しさを競って咲いています。

関連写真は アルバム と 花たち から



1〜3月の管理 4月からの管理 8月からの管理

水やり 新芽 コチョウラン
デンドロビューム コチョウランの植えかえ 株分け 梅雨・夏の水遣り
高芽の植え付け デンドロの支柱立て 花芽分化処理



        
輝くような赤紫のカトレアjpgイメージ サイズ68.2KB

カトレア
(HisakoAkatuka)

 1月〜3月までの管理

写真と記事とは一致しませんので、あしからず…


例えばプレゼントされた花なら、きれいに
ラッピングされていると思います。
でもちょっと待って!
そのまま飾ってありませんか。
もしそうなら、早速ラッピングを解いて、
鉢を伸び伸びとさせてやりましょう。


最低温度は私の住んでいる、岐阜地方の
日本家屋では、最低8度くらいまで下がります。
気密性のいいマンションなら、13度位でしょうか。
その事を念頭において、これからの管理を
考えてみましょう。


黄色に赤いリップ丸弁の花。シンビジュームでは、数少ない芳香性で甘い香りは、日中に特に強くなる。jpgイメージ サイズ73.7KB

シンビジューム
(ラブリームーンクレッセント)
水遣りは日本家屋で、7〜10日に1回くらい。
マンションでは、4〜5日に1回くらい。
(ミズゴケと洋ラン専用のバークとでは、
乾き具合が違いますから、気をつけましょう)

いずれも鉢の植え込み材料に指を入れてみて、
乾いていると感じたら、1〜2日待ってから、
鉢底から流れ出るくらいたっぷりとやります。
鉢底に水をためてはいけません。
根腐れの原因になり、花が早く終わります。
ちなみに私の温室では、最低温度が16度、
水やりは、1週間に2回程度です。
冬の水やりはそれほど、必要ありません。

シンビジュームは日中は、日当たりのいい
窓辺に窓から1mくらい離して置いて
レースのカーテン越しの日光に良く当てます。
時々霧吹きで葉に、水を吹いてやると
良いでしょう。
この時花には、水がかからないようにします。
白の花びらに薄ピンクのリップjpgイメージ サイズ68.4kb

シンビジューム
(ラブリーエンジェル・ザ・ツーバージンズ)
廊下などの場所においてあるものは、
夜の温度が5度くらいに下がることもあり、
温度の差が大きすぎると、花が早く終わります。
寝るまで加温してある部屋に移すなど
なるべく暖かい部屋の中央に置きましょう。
だからといって、ストーブのすぐそばなどの
乾燥する場所も好ましくありません。
暖かい部屋においてあるものには、バルブに
新芽が見えてくるものもあります。

この新芽が来年花芽をつける為の大事な
芽になりますから、1つのバルブに1芽だけ
残して、後は欠きとります。
この作業は春からも行えますから、
今、新芽が見えてないからといって、
がっかりすることはありません。
春まで待てば、イヤと言うほど出てきます。

又一番上の花が開いたら、(1ヵ月くらい)花茎の
根元から切り取ります。
切花にしても1ヶ月くらいは、もちますから、
惜しくはありません。
花もちを良くする為に、毎日水を替えて
あげましょう。



カトレア(プリズムパレット)
又、つぼみを早く咲かせようと、ホットカーペットの
上に置くのはお勧めできません。
蕾は大きくなりますが、花が開く前に乾燥して
ぽろぽろと落ちてしまいます。

洋ランは花が開くときに、60%〜80%の湿度を
必要とします。
加湿器を置けばどうかと思いますが、
低温で加湿にすると、カビが生えたり、
花が腐って落ちたりします。

カトレアは花が終わったら、花茎の根元から
切り取ります。
←画像の上にマウスポインタを置いて下さい

さて、加温設備の無い家庭で管理できる花には、
シンビジューム、デンドロビューム、
オンシジュームなどがあります。




ミニデンファレ(名・・不明))
コチョウランは加温設備の無い部屋で咲かせる
事は、無理ですが最低温度が12〜13度以上
あれば大丈夫です。

コチョウランの葉は触ると硬い感じがします。
だらんとして柔らかいなら、根ぐされをおこして
いるか、株が弱っています。
シンビジュームや、カトレアほどには、日照を
必要としませんので、部屋の中央の
暖かい場所に置いて、株の回復を図りましょう。

★花が咲いている間だけ観賞すればいいのなら、
茎の3節目(茎の途中に節がありますから、
下から数えて3番目)くらいで、切り戻します。
必ずとはいえませんが、2週間くらいで、脇芽が
伸びてきて、再び花が咲くことがあります。

←画像の上にマウスポインタを置いて下さい

胡蝶蘭を来年も咲かせたいのなら、花が
終わったら★早めに根元から切り取ります。
洋ラン類は、草花のようなお礼肥えは、
必要ありません。

花が終わった後は、今までと同じ管理を
続けますが鉢の乾き具合は今までより
遅くなるかもしれません。

赤紫の花JPGイメージ サイズ69.6KB

ミディデンファレ(名・・不明)
デンドロは、寒さに強いので、冬の玄関に
置いてあるのをよく見かけますが、
2〜3日に1回は充分な日光にあててやりましょう。
そのままにしておくと根ぐされを起こして、
春からの回復が遅れるばかりか、葉に黒い点々
(黒点病)が出て、見栄えが悪くなります。

又この点々は一度出現すると、新しく出た葉にも
次々と伝染しますし、消毒してもきれいな葉に
戻すのは至難の技ですから、気をつけましょう。





シンビジューム(ピンクサフュージョン)
★間違っても、バルブ(葉と花が付いている茎)
を根元から切ってはいけません。

このバルブから新芽が出て、来年、あるいは
再来年に、花を咲かせる大事な茎を育てます。

★洋ラン類は、肥料を与えただけでは
良い花が咲きません。
勿論日照や水やりは必須条件ですが、
花の咲いた親株から、養分をもらって育ちます。

古くなった株や、バックバルブ(葉の無い茎や
バルブ)からも、養分を吸収して大きくなります
ので、みっともないと思っても決して、
切り取ってはいけません。
株の状態にもよりますが、2〜3年は残しましょう。

このことからも、シンビジュームなどの藪作り
(葉ばかり茂って、バルブが育っていない))では、
花の咲かないわけが、わかります。


 

白に薄いピンクの縁取りjpgイメージ サイズ62.7KB

シンビジューム(プリンセスマサコ)
デンドロビュームの手入れをどこでどう間違った
のか、部屋に搬入する前は確かにあった花芽が
半分くらい高芽に変わってしまった。
毎年同じように管理しているのに不思議な事です。
考えられる原因としては、
冬が来る前はとても暖かく花芽が付くのが
遅かったことでしょうか。

部屋に搬入してから廊下などで1週間程管理して、
暖かさに慣れさせてから、温室に移すのが
良いのですが、すぐに温室に入れたことかしら?
でも、これは毎年やっている事で、
今年に限ったことではありません。




デンドロ(クリスマスチャイムアスカ)
←クリスマスチャイムアスカ
(高芽を植えつけて、4年目の株)

高芽を取って植えつければ来年には咲くという程、
育てやすい花です。
5種類6株ある中で、唯一この花だけが、
隙間もないほど咲きました。
その淡い色合いが親しまれ、贈答品に
多く見かけます。

花が終わったら、花の付け根から切り捨てます。
枯れて見苦しくなった花をいつまでも茎につけて
おくと、株の回復が遅れますから、萎れてきたら
すぐに切り取りましょう。

←画像の上にマウスポインタを置いて下さい

とにかく今年は、半分以上が高芽になった
原因を追究して、どうしたら、高芽にせずに
すむのか、考えたいと思っています。

4月からの管理はこちらからどうぞ

解らない事があれば掲示板でお尋ねください。
わかる範囲でお答えします。

夏咲きのカトレア濃桃色に紅紫の楔が入る。jpgイメージ サイズ65KB

カトレア
(チャトイアント・トワイライト:パッション)
夏咲きのカトレア(大輪)

2002・5・14日撮影

白の花弁に、紅紫のトラ模様。jpgイメージ サイズ66.4KB

ミニコチョウラン
2002・6・4日撮影

『東京で大流行』のうたい文句に踊らされて
買った株。
数年たっても輪数が増えずに株も、大きく
なりません。
今年は置き場所が悪かったせいもあって、
本来は春咲のはずですが、今頃咲いています。

次のページ(洋ラン春からの管理)
妖精gifイメージ1.69KB妖精gifイメージ1.69KB
Top

洋ラン 春