蘭 と 戯 れ て

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★園芸日誌洋ラン最終章★

11月からの管理

季節は秋から冬に移り変わり、洋ランを育てる人にとってこれからが、
一番楽しみなところ。
最後の仕上げまで後もう少しです。


水遣りの目安は、最低温度が10度を保てる場所を基準にしてありますので、
それ以下になるところでは、もう少し水遣りの間隔を空けて下さい。




デンドロの葉の黄変 デンドロの花芽 カトレアの花芽
シンビジュームの支柱立て コチョウランの花芽 2003年春の管理



デンドロビュームの枯葉JPGイメージサイズ 94.9KB

葉っぱが黄色くなったデンドロ

デンドロの葉の黄変

2002・11・16


花芽分化処理のために、水遣りを控えて来た
デンドロです。

★11月も中旬になると、止め葉の出たバルブには
皺が寄ってきて、葉が黄色くなって落ちてきます。
が、これは自然の落葉なので、心配要りません。

バルブの色は濃い緑色からあめ色に
変化してきます。
これは順調に花芽分化が進んでいる証拠なので、
黄色くなった葉は、その都度取り除いて鉢土に
落とさないようにしましょう。




ぷっくりしたデンドロの花芽jpgイメージ サイズ60kb

デンドロの花芽

←デンドロの花芽が見えてきました。

2002・12・10

葉の反対側の基部にある、プクンとしたものが
花芽です。

★この花芽が見えてきたら、今年伸長したバルブに
花芽が見えてなくても、室内に取り込む合図です。
…が
慌てて加温した部屋に入れると花芽にならずに
高芽になってしまう事があるので、室内の
廊下など、無加温の部屋で1週間から10日位
管理した後加温してある、日当たりの良い
部屋に取り入れます。
★水遣りは徐々に通常の水遣りに戻し
加温した部屋に取り入れた後は、他の洋ラン達と
同じように、植え込み材料の表面が乾いてから
1〜2日待ってから与えるようにすると、
バルブは水を含んで元気を取り戻します。
★デンドロは室内の廊下などで冬越しできる程
低温に強い洋ランですが、加温した部屋で
なければ春になって暖かくなるまでは花が
咲かない性質を持っています。
廊下などで管理する場合には、水遣りを
少なくして根ぐされをさせないようにしないと、
せっかくの花芽を駄目にしてしまいます。
シースの中に見えるカトレアの花芽jpgイメージ サイズ75.4KB

シースの中に見える花芽

カトレアのシースの中に見える花芽
2002・12・6

太陽光線や、電灯の下に透かしてみると
シースの中に花芽が見えています。
★この頃に急に環境を変えると、せっかくの
花芽が駄目になってしまうので、なるべく
置き場所を変えないのが、コツです。
そのままの場所において管理しましょう。
又日中・ガラス越しの光線が強く当たって
高温になり、夜は放射冷却で極端に冷える等、
大きく温度差があるような場所も不向きです。

夜だけ・部屋の中央に移してやるなどの、
工夫をしましょう。
又暖かいのが良いからと、加温器の熱風が
直接当たるような場所もいけません。
空気の乾燥にも注意して、時々霧吹きで
葉水をしてやりましょう。

シースを割って出てきた花芽jpgイメージ サイズ57.7KB

シースを割って出てきた花芽

2002・12・14

シースを割って蕾が出てきたものには、
支柱を立ててやります。

水遣りが済んだばかりでは、花茎は水を含んで
固くなっています。
そろそろ水遣りをしようかという時期の昼間…
午後2時〜3時ごろが一番茎が柔らかく
扱いやすくなっています。

ここで花茎を折ったり、蕾を落としてしまっては
今までの苦労が水の泡です。
慎重過ぎるくらい慎重に丁寧に扱いましょう。

一気に真直ぐに引き起こすと花茎が折れる事が
あるので、半分くらい引き起こして2〜3日かけて
ゆっくり、支柱に添わせてやりましょう。

シースがないのに、花芽が見えるjpgイメージ サイズ68.3KB

シースなし花芽

←シースがないのに、花芽が見える。

新芽が生長すると同時に鞘と葉の間から、
花芽の見えてくるものがあります。
これは2枚葉系のカトレアに多く見られる
現象です。

★バルブを保護している鞘はバルブが
生長長したら必要のないもので、逆に病気や
虫の温床になりますから取り除きますが、
慌てるとせっかくの花芽を駄目にしてしまいます。
完全に展開して花芽がないのを
確かめてからにしましょう。


シンビジュームの花芽の蕾が割れてきたところjpgイメージ サイズ74.9KB

シンビジュームの花芽

シンビジュームの支柱たて
2002・12・13

シンビジュームの花芽が伸びてきました。

シンビジュームは真直ぐに伸びるものも
ありますが、大抵はこのように横に
伸びてきます。



シンビ支柱立てjpgイメージ サイズ51.2KB

シンビ支柱立ての完了

★こちらもカトレアの支柱立てを参考にして、
ゆっくり引き起こして支柱に添わせていきます。
横張りが強い場合は、支柱は最初斜めに
立てておき徐々に真直ぐに立て直すと
良いでしょう。
支柱は花芽がどのくらいまで伸びるのかを
想定して長めに立てます。

植え込み用土が固くて支柱を挿し込めないなら、
金槌などで、上から支柱を叩いて
しっかり止まるまで押し込みます。

蕾が割れてくるに従って順番にビニタイで
止めていきます。




胡蝶蘭の花芽jpgイメージ サイズ59.6kb

コチョウランの花芽

コチョウランの花芽が見えてきました。
2002・12・14

葉と葉の間から、先端が丸い花芽が
出てきました。
新根との違いは、茎の先端がぷっつりと
切れたような形で出てきます。



コチョウランの花芽が伸びてきた状態jpgイメージ サイズ53.4KB

コチョウランの花芽が伸びて来た状態

ここまでくればはっきり、花芽と分かります。
伸びてくるに従って支柱の準備をしましょう。


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